息子にはスモールステップでさえ大きな負担
息子が引きこもりになって、約10年
社交恐怖症から始まり、統合失調症、うつ
精神遅滞(知的障害)が息子の基本的な障害名ですが、判定される以前には上記の診断名も
その都度つけられていました
診断名には入っていませんが、ASD(自閉スペクトラム症)の特性も持っています
10年前から最近まで、とにかく引きこもりの状態から抜け出すにはどうしたらよいか
そのことだけが常に私の息子のための行動の基本でした
息子に関わってくださっている方たちにも相談、アドバイスをいただいたうえで
スモールステップで段階を踏んで、やってみようとできる範囲のことはやってきました
それはもう、私から見ればハードルとは言えないくらいの小さなステップです
しかし、そんな小さな負荷でさえ、息子にとってはストレスを大きくするだけ
スモールステップを試みても
最終的には、うつ状態をひどくしてしまうという
そんなこんなで、今現在は息子に何かを課すことは一切していません
毎日のルーティンはこれだけ
唯一、手伝いとして決めていることは
①洗った皿を棚に片づける
②洗った洗濯物を洗濯機から持ってくる
③ベランダから洗濯物を取り込む
④食器の配膳
⑤飼っているオカメインコのお世話(の助手的なこと)
以上、これが息子が自発的に毎日継続してできていることです