息子の成長を感じることができた

息子のこと

聴覚過敏ゆえの

土曜日の昼下がり、若干かんしゃく気味の子どものぐずり声が、外から聞こえていました

それまで、私とゲームの話をしていた息子ですが

その声が近づくにつれて、表情が険しくなっていき

私は内心、バクバクして「あー、早く通り過ぎてー」と祈っていました

幸い、ほどなく遠くへ声が通り過ぎて行ったので

それ以上、イライラすることなく一旦は落ち着きました

夜間、深夜のシャッター音

その後、息子から「あー、また夜中にシャッターの音がするのか、嫌だな」

と言ってきたので

あー、やっぱりと思いました

実は、我が家の近くに、ある店舗があって

そこは、開店が20時以降で閉店が深夜の2時前後なんです

その店舗のシャッターの開け閉めのガラガラ、ガシャーンという音が息子にはとても不快

昼間なら、まだシャッター音が他の音にまぎれて気にならないことも

夜間、深夜になると音が余計に響くわけで

確かに私でも、気になる音ではあるのです

でも、息子なりにその時間に合わせてヘッドホンで音楽を聴いたり

イヤーマフをしたりして、対策をしていたようですが

なかなか、音を遮るまではいかず

そのことが、昼間の件でフラッシュバックしたらしい

キレずにここまでこれた

息子が自分で何とかしようとして対策していたこと

また、そのことで今までキレなかったこと

私に話してくれたこと

そのことが、嬉しく

息子に、「自分で考えて、対策してみたこと、いいことだね」

「キレずにいれたこと、偉いよ、大人の対応ができたね」

そして、辛いことは何でも話しなさい

世の中には努力しても、どうにもならないことはたくさんある

人に話すことで、少しでも気持ちが楽になることもあるからね

という風に励ましました

成長を感じることができた

様々な音に対して、うるさいと感じること、思うことは決して悪いことではない

それは、誰でも不快な音や声に対してはうるさいと思います

大事なのはその時の行動、要はキレずにやり過ごすということ

息子自身も、お店の事情で致し方ないことだとわかっているので、キレてはいけないと我慢している

最近は、以前と比べてすぐキレるということがだいぶ減ってきました

そのことは、息子が日常で頑張っている証であり

自発的な行動がとれていること、成長してきているな、と思っています

これを持続できれば、きっと息子の中で何か変化があるのではと

でも、それを期待し過ぎず、見守っていきたいなと思うのです

防音対策について

息子の部屋の窓に内窓をつける等の防音対策については、以前から検討していて

ただ、息子自身が現段階では必要ないとの意思表示をしているので、保留中です

いずれは、施工しなければいけないとは考えていますが

今は息子の意思を尊重しています

タイトルとURLをコピーしました