息子に対する見方を変えてみた
以前は、これだけ周囲が一生懸命に息子のことを考えて
あれこれとアドバイスしてくれることも、息子の状態の改善にはつながらず
なんだか、親として情けなく、親としての自信も失い
心がもう折れるものがこれ以上ないというくらい、しんどい毎日でした
ある時ふっと、これは息子に対する見方が違っているのでは
何か勘違いを私はしているのか、と思い
息子に対する見方を変えてみたのです
息子がプレ期間を入れて3年間、何の問題もなく幼稚園に通えたこと
小学校時代、多少の行き渋りはあっても、6年間通えたこと
これは息子が自覚する、しないに関わらず、頑張った結果、頑張り過ぎた結果であり
息子の限界を超えてしまったことで、中学に入った段階で心が悲鳴をあげてしまった
集団の環境が、元々息子には適応できない環境だった
親がそのことに気づかずに、放置してしまった結果なのだと
今の息子の姿が、心が、精神が本来の息子なのだと思うことにしました
周りからの働きかけを一旦やめてみる
そして、今までは周りから本人にこうしてみよう、ああしてみよう
と働きかけてきたことを、一旦止めてみようと思いました
まず、本人に考えさせる、自分で考えることから始めたほうがいいと思ったのです
何より私が焦り過ぎていました、将来のことを考え、先走り過ぎていたのです
息子には、焦らなくていいんだよ、と言っておきながら
親が焦っていては、本人も混乱するだけです
今はその時期ではない、だから不要
今は、息子にハードルを課す時期ではないと
まだ息子にはそのハードルを越える準備が整っていない
そのハードルが息子に見合ったものかもわからない
これらのことから
息子には、ハードルもスモールステップも今は不要と思えるのです