息子の障害年金(軽度精神遅滞)
息子は、自立支援医療と障害基礎年金の給付を受けています
これは本当にありがたく感じています
申請した当時は、本人の状態が良くなれば給付を停止すればよいと思っていました
しかし、現在の息子の精神状態が生まれつきの特性由来によるものと、認識せざるを得ない以上
将来、親亡き後の息子の生活を考えると、給付の打ち切りはとてもできる状況にはなく
更新の判定が下りる限りは、申請は継続するほかはないのですが
そのことを、決して当たり前のこととは思っていません
給付していただけることを、いつも心からありがたく、そして申し訳なく思っています
障害年金の申請(病歴就労状況等申立書)
私の場合は、まず『ねんきんダイヤル』へ電話をして、どのようにしたらよいかを相談しました
その後、担当していただく年金事務所に予約を入れて
予約当日、年金事務所の窓口にて息子の現在の状況をヒアリングしていただきました
それから、必要書類の説明を受けて、書類一式を受け取り
後はその書類に必要事項を記入し、添付書類等を添えて提出という流れなのですが
診断書については、主治医の先生に依頼して、あとはお任せすればOKです
一番苦労したのが『病歴就労状況等申立書』の記入でした
これは、本人が記入することが出来ない以上
親である私自身が記入しなければなりません
事前に聞いてはいたので、下準備はしておきましたが
これがなかなか、思った以上に大変でした
息子の場合は、生まれつき、いわば先天性の障害でしたので
生まれてから、乳幼児期、学童期、現在に至るまでを2~3年ごとにマスを分けて
障害由来と思える事柄、本人の生活上や周囲との関わりにおいての本人の行動、状況を
抜粋して簡潔に記載しなければなりません
あくまでも障害由来のことのみ
箇条書きでも良いかもしれません
自分の私情や障害と関係ないことは一切記載しない
これが、本当に難しかったです
何年の何月まで記入するので、記憶を辿り、メモがあればメモを見返し
受診歴も辿らなければなりません
漢字の間違いもあったりするので、下書き必須
わかりやすく、簡潔な文章になるまで
何度も書き直しをしてから、用紙に記入しました
申請書類の提出、認定
当時、仕事と並行して申請をすすめていたこともあり
提出までに約4カ月かかりました
病歴就労状況等申立書の記入だけでも、約1カ月かかったので
認定が無事に下りた時は、本当にホッとしました
しかし、申請をしたことで、改めて息子の成育歴を見て
今まで息子の問題行動のほとんどが、障害由来のことだったんだなと
親として、そのことに気がつかなかった後悔と情けなさも同時に感じたのでした
※数年前のことになりますので、現在の障害年金の申請方法、必要書類については
各年金事務所または区役所の年金課へ相談、ご確認をお願い致します