息子のように、感覚過敏、特に聴覚過敏が強いと日常の生活そのものが
常にストレスにさらされている状態になるわけで
それが調子の悪い周期に入ってしまうと、なおさらしんどさのボルテージが上がり
少しの刺激がそのまま、イライラの爆発のきっかけになります
気分がフラットな時はプチギレで済みますが、気分の上下が激しい時はブチギレになるわけです
自己否定の塊、自己肯定感の低い息子
他人に対して、恐怖感や劣等感が強い息子にどうしたらいいのか
これはずっと私が悩み続けていることでもあります
今はもう、外出をうながしたり、働くことを望むことはありません
本人がどうにもできないことはどうにもならないのです
親や周囲が、スモールステップから始めようと色々試行錯誤してやってみたことも
余計にストレスを増して、ふさぎ込んでしまい、イライラを助長させることに他なりませんでした
息子が感じているストレスや苦痛を他人が同様に体感することはできません
こんな感じなんだろうな、というくらいの想像でしか解ってあげることはできないのです
これは親であっても、同様です
それならば、今はもう私にできることは本人の苦痛に傍で寄り添うことだけ
本人の気持ちに耳を傾け、うなづいてやることしかできないのです
あとはもう本人の人生、本人次第
親ができることは将来のために支援の手を切らず
その手を繋げ続けてあげること、それぐらいしかもうできない
ただ、本人がどれくらい理解しているかはわからないけれど
生活の中でやってはいけないこと、しなくてはならないこと
折を見つけては本人に話をしています
親がいなくなったあと、本人がどのように暮らしていくのが一番いいのか
これはまだ、全く先が見えていません
ただ、大事なのは将来の不安よりも今日、今だと思っています
毎日、特別いいことがあるわけでもない、閉塞感で息が詰まりそうになることもあるけれど
日々のささやかでも、笑ったり、楽しんだり、といったことが
イライラより増えていってくれたらな、と思って
ポケモンのゲームを私もやって、息子の好きそうな話題を振って会話をしたり
この毎日の積み重ねが、本人の将来のためになるはずと信じて
ここまで、けっこうきれいごとのように聞こえますが
将来への希望がなかったら、とてもじゃないがやってられん、ポイッですよ
けっこうハードワークな日々の、ある日曜日のつぶやきでした